借金自転車操業の歴史を大公開!マネしたら後悔するわよ(笑)
                                             


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リボ払いに手を出してしまう

飲み代の支払いにカードを使い出し、段々感覚が麻痺してきて
いよいよ月にいくら使ったかもはっきり思い出せないようになってきた。
そのうち自分の小遣いやバイト代などでは追いつかないほど
1回の支払い額がデカくなってきた。
毎月明細が送られてくるのが恐怖になりつつあったころ、
いつもは見もしなかった明細書の裏を何気にみてみると、
「いつでもラクラク、リボ払いがお勧め」的なことが書いてあった。
ラクラク?リボ払いってなにサ?
毎月決まった額だけ支払えばOK?
こ、これは!こんなシステムがあったとは!
これなら無理なく月の支払いができるじゃないか!
やるな!OMCカードめ!(あ、会社名バラしちゃった)
またしても自ら破滅への道へ進む私なのであった。
無知とは恐ろしきものなり。
人から銭かりるには金利ってのがかかってるんだと
なぜ冷静に判断できなかったのかしら。
我ながらあきれるわ。まあ、今も分かっちゃいるけど借金生活なわけだけどね。
まんまとカード会社の術中にはまった私は、ここでまた一段と浪費に拍車をかけ、
限度額いっぱいまで突き進むのであった。
しかしまだ1社、しかもキッチリ毎月返済している(今までも一度も遅れた事ないけど)
その結果限度額はガンガン増えていく。
そこでまた勘違い。まるで自分の貯金が増えたかのように大喜びし、
狂ったように借金を増やし続け始めたのであった。
このとき既に私は就職も決まり、単位もほぼ修了し、
時間が有り余っている分金も使いまくっていたのだった。

この時点での借金 : クレジット1社から30万円(限度額いっぱい)





2枚目のカード、そしてサラ金へ

社会人となった私は学生時代とは比較にならない収入を手にし、
経済的にはかなり楽になったと言ってよかった。
最初のうちはとても遊んでる余裕などなく、金を使う場面も限られていたため
一時的に借金は減っていった。ワーイ。
しかし研修を終えて配属したところが悪かった。
その部署は社内でも仕事が楽でその割に評価が高いという理想的なところだったが
部長以下全員が筋金入りの道楽者。遊んでばっか。
毎晩のように飲み歩くのは序の口で、
テニスだ、ゴルフだ、スノボだ、と金のかかる遊びをしまくる人たちだった。
酒はいいよ、酒は。こう言っちゃ何だが酒はその辺の体育会系より強い。
それに立場的にも奢ってもらう事が多かったし。
ただ、仲間はずれになるまいと、早く打ち解けなければと思うばかり、
ほかの娯楽のお誘いにも手当たり次第付き合いまくった。
ゴルフであれば道具は揃えなければならないし、
1回行くだけでもバカみたいに金がかかる。
いくらなんでも新人の給料じゃ追いつかない。断わりゃいいのに。
こうしてまた以前のカードに手を出すこととなり、それでも足りなくなってきた。
ついにカードをもう一枚(セゾンカードです)作り、それもすぐにMAXになってしまう。
やべえ、実にやべえことになってきたぞ。
思い悩みながら家路についていた途中、駅の前にある怪しげなビルが目に入った。
「自動契約機 誰にも会わずにカードが作れる」
「すぐその場で必要な資金のお手伝い」
その時の私にとって実に魅惑的な文句が並んでいる。いわゆるサラ金ビル。
普通の人間だったら立ち入るのも躊躇するビルなのだろうが、
私は何も考えず手っ取り早く1階にある店に飛び込んだのだった(アホや)
そこは今や悪名高いT富士だった(実名書いてるのと一緒やな)
結局すぐその場でって感じではなかったが(翌日に会社に電話がきた)
それでも簡単にまた50万円の枠をゲットした。
ああ、ついにサラ金に手を出してしまったあああ。私はもう終わりやあああ、
とか思ったが、実際金を手にするとそんな気持ちは吹っ飛ぶのであった(病気です)
その50万も使い切るのに大した時間はかからないのであった。

この時点での借金 : 
クレジット2社から計60万円(限度額いっぱい)
サラ金1社から50万円(限度額いっぱい)



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